コンスタントな釣果

私の場合、年間を通してチヌ釣りしかしておらず、他の釣りはホトンドしていません。
たまに、ルアーでスズキやカサゴなどを狙って釣行するくらいです。

当然、釣行するからには、釣れないより釣れたほうがイイに決まっています。
それも、できればコンスタントな釣果が理想になってきます。
しかし、釣りでは、これが一番難しく、なかなか思うようにいかないものです。
大物を釣ったり、数を釣るより、これが一番難しい事だと思います。

あたり前ですが、どんな魚でも「釣りやすい時期」「釣りにくい時期」があります。
ノッコミ期や梅雨明けからの時期は、チヌの喰いが立っているので確立が高くなります。
逆に、ノッコミの終盤や寒チヌの時期が極端に釣りづらくなる為、釣果が低くなってきます。

人によっては、そんな時期は、他の釣りを楽しまれているようです。
確かに、そのほうが利口かもしれませんが、できれば、そんな時期でもチヌを釣りたいと思ってしまいます。
釣りづらい時期ほど、一枚の価値は高いのですから・・・

極端に考えると年間12枚しか釣っていなくても、1月〜12月まで、確実に毎月一枚を釣っているなら凄いと思ってしまいます。
少ない釣行回数で年間を通して、毎月確実に釣果を残すのは、かなり難しいものです。

コンスタント

な釣果を目指す!.jpg

誰でも年間を通しての釣果目標みたいなものがあると思います。
「年間目標〜匹」とか「自己記録更新〜cm」みたいなものがあるはずです。

私が考える「コンスタントな釣果」とは、一年を通してチヌが釣れていない月が無いようにする事です。
数年前からのデータを見てみると、ノッコミの終盤や寒の時期は、極端に釣果が低くなります。
2ヶ月間、チヌの顔を見る事ができなかったりする事もあります。
釣りづらい時期ですから、あたり前と言えば、それまでですが、そんな時期でも釣れる場所はあるものです。

渡船を利用した釣りなら、九十九島は釣り場の宝庫ですから、そんな時期でも釣果があがる場所は多いと思います。
寒チヌの時期の1月〜2月にかけて最高に面白い釣りができる場所がありますし、ノッコミの終盤でも夕マズメ狙いで釣行すれば確立が高い釣り場は多いと思います。
しかし、地磯や波止場となると話は別です。
有名な地磯ともなれば、こちらでも釣り人は多いものです。

仕方なく、釣り場の開拓をするようになり、去年から、そんな時期でも釣れそうな場所を数箇所見つける事ができました。
まだまだ、実績は低いのですが、通ってみなければ分からない事が多いのが「釣り」です。

私の場合、「実績のある釣り場」の環境や磯や周辺の形状を思い浮かべながら釣り場を探しています。
チヌだけを狙って釣行していると、なんとなく「この釣り場なら、この時期が釣れそうだ」というのが分かってきます。
雑誌や釣具店で情報を集めるのが手っ取り早いのですが、それよりも自分で見極めた釣り場で釣果を上げるほうが数倍嬉しいものです。

渡船を利用した釣りでは、他の釣り人の釣果を参考にできるのですが、自分で開拓した釣り場では、自分自身の釣果のみが頼りになってきます。
地道な作業ですが、来年に繋げる釣り場探しを行っています。

短期間で大釣りするのも、チヌ釣りの醍醐味かもしれませんが、できれば年間を通して、コンスタントな釣果を残したいものです。
チヌ釣りにおける想いは、人それぞれでしょうが、「釣りづらい時期」の一枚ほど嬉しいものは無いかもしれません。



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チヌ釣りの難しさ・・・

チヌは本来、身近な魚です。
だから釣りの対象魚としても人気があるのでしょう。

不思議なもので、この魚、釣れる時は、いとも簡単に釣れてくれるのですが、釣れなくなるとパタッと釣れなくなってしまう。
時期や場所、または、釣り人の技術など様々な要因があるのは分かっています。
でも、どんな時期でも、どんな場所でも、調子のイイ時は、いとも簡単に釣れてくれるものです。

当然、釣り人の「運」も、多いに関係しているでしょう。
「運」がいい時は、釣行するたびに、釣果に恵まれる事もあります。
自分自身も不思議なくらい、「幸運」が続く事があるものです。

チヌ釣りの難しさ・・.jpg

そんな釣果が続くと、普通の人なら、ちょっと天狗になったりするものです。
今まで、なかなか釣れなかった魚が、急にコンスタントに釣れてくれるんですから無理もありません。
私自身も、そんな経験が多くあります。

しかし、そんな「幸運」は、長くは続かないものです。
今まで、釣行するたびに釣れていた魚が急に釣れなくなってきます。
天狗になっていた鼻をへし折られる時がくるものです。

よほど魚影の濃い釣り場を知っているか、腕が無いかぎり、年間を通してコンスタントな釣果を上げるのは難しいものです。
以前の記事と重複しますが、チヌ釣りに限らず、これが一番難しいと思います。

今年のこの時期に良い釣果が出たとしても、来年のこの時期には状況が一変しているかもしれません。
釣り人ならば、誰でも、前年度の実績を参考にして釣り場の選択をしていると思います。

しかし、去年と違う、釣り場の状況に困惑されている方々も多いのではないかと思います。
地球温暖化の影響か?、去年は、その釣り場で見る事が無かったエサ盗りや、時期早々に現れたエサ盗りのせいで、思うような釣りが出来ない釣り人もいるのではないでしょうか?
私の経験でもあるのですが、釣り場で????の連続で悩む事も多くあります。
期待して釣行しても、思うような釣果に恵まれず、ガックリ肩を落として帰宅する事もあります。

同じ魚ばかりを狙って釣行していると、特にその変化に気づく事が多いと思います。
年々、エサ盗りの種類や数が多くなっているようにも思われます。

エサ盗りが飼い付け状態になっている釣り場も多く、時期によっては、付けエサを工夫しても効果が無い釣り場も多くなっているようです。

漁師さんの中には、チヌの数は以前よりも多くなっていると言う人もいます。
しかし、それに伴って、エサ盗りの種類や数も年々多くなっていては、チヌ釣りが難しくなるばかりです。
フカセ釣りにこだわっている限り、エサ盗り対策は避けて通れない道でもあります。

高水温時期のエサ盗り対策は、チヌ釣りに限らず、どんな釣魚でも永遠の課題なのかもしれません。
でも、そんな状況だからこそ、試行錯誤する努力が生まれてくるのかもしれませんね。


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道具にこだわる

釣りに深くハマればハマるほど、道具に対する執着心は強くなってくるものです。
釣り道具といっても、その種類は多彩で、キリが無いのも現実かと思います。

竿、リール、ウキ、ライン等、釣行する際に絶対必要な物に対しては、そのこだわりは強くなってきます。
当たり前ですが、そんな道具は高価な品物がホトンドで、簡単には手に入らない物ばかりです。

私も磯釣りにハマった当初は、とりあえず渡船を利用した磯で竿を出せる最低限の道具を揃えました。
高価な道具は必要無いと思っていましたし、同行して下さった先輩の意見を参考に購入しました。

しかし、釣りにハマればハマるほど、高価な道具に対する憧れみたいなものがわいてくるものです。
最高級品は無理だとしても、そこそこの道具を揃えたいと思うようになってきます。

道具にこだわる.jpg

当たり前ですが、数千円の竿と十万円の竿は、全然違います。
メーカーが出している、魚種別の専用ロッドは、それなりに考えて作ってあります。
グレを狙うならグレ竿、チヌを狙うならチヌ竿を使用したほうが、無理なく獲れるように設計されています。

それに、高価な竿になればなるほど、釣り人の技術が、さほど無くても竿が補ってくれるものです。
私自身の経験でもあるのですが、専用ロッドを使うようになってから、以前より楽に魚を浮かせるようになったと実感しています。


価格の安い道具に比べると、トラブルも少なくなり、快適に釣りを楽しむ事ができるようになります。
大事に使えば、かなり長い期間、使用できるものメリットの一つです。

道具にこだわる2.jpg

不思議なもので、それなりの道具を揃えると、釣果も伴ってくるものです。
深く釣りにハマっているので、釣り場の情報収集なども頻繁に行うようになるのも要因の一つでしょうが、それだけでは無いような気がします。

そんな高価な道具を使うと、「釣れるような気がする」ものです。
所詮、趣味なんて自己満足の世界ですから、自分が気に入った道具を使う事によって、自分自身のモチベーションが上がる事によって釣果に結びついているのかもしれません。

不意に掛かった大物に対しても、気負けしないようになるもの、道具に対しての信頼が無ければ出来ません。
「これだけの道具を使っているのだから絶対に獲れる!」という、「思い込み」が、釣り人のほうに必要だと思います。
「こりゃ、獲れん!」と思ってしまうと、腰が引けてしまい、竿もノサれ気味になるので、たいがいバラシに終わる事が多いものです。

道具にこだわるのは、その道具に対しての信頼関係みたいなものかもしれません。
良しも悪しきも、釣りに対する「思い込み」は必要かもしれませんね。


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食性の変化

最近では、九十九島でも季節は秋本番になってきました。
夏場に見られた波止場でのチヌの姿も最近では、めっきり見る事ができなくなってきました。

よく雑誌などで書かれるように、寒の時期になればチヌは深場に移動するのか?
深場とは、水深がどの位の場所の事か?
その時期は、何を食べているのか?

私的には、疑わしいと思う事が沢山あります。

食性の変化.jpg

確かに、九十九島では夏場に見られた、波止場でのチヌの魚影は冬場には見る事ができません。
しかし、全てのチヌが寒の時期になると深場に移動するとは、到底思えませんね。

渡船を使った釣り場などでは、寒チヌの時期に、浅場でよくチヌの魚影を見る事があります。
そして、釣り上げたチヌの腹の中からは、大量の海藻類が出てきます。
海藻と言うより、海苔みたいな物を食しているようです。

当然、海藻類は浅場にしか生えていません。
寒チヌの時期やノッコミのハシリの時期は、この海苔みたいな物を好んで食べているせいか、身に脂がのって最高に美味しい時期でもあります。
捌いていると、包丁が脂だらけになるほどです。
チヌの姿も、とても綺麗で、夏場のように黒々とした色では無く、これぞ「銀鱗」と思わせる魚体をしています。

初釣りで釣り上げたチヌの腹から、小さな卵が出てくるのを考えると、九十九島ではノッコミは一月から始まっているようです。
2月ともなれば、魚によっては、かなり卵が大きくなり丸々とした魚体でビックリさせられる事もしばしばです。

この事から、秋が深まるにつれて、「チヌの食性」が変化して、波止場などでは見る事ができなくなると思っています。
当然、波止場といっても、近くにチヌの食性の変化に対応できるエサがあれば、年間を通して狙える事になります。
しかし、私の知るかぎり九十九島の近場の波止場で寒チヌの時期にチヌが釣れる釣り場は今の所ありません。
まあ、私が知らないだけかもしれませんが・・・


年間を通して、チヌが釣れる釣り場があれば最高ですが、時期によっては数箇所を釣り歩くほうが確立は高くなると思います。
大物を狙うとなると、特に釣り場の実績が大事になってきます。
同じ釣り場ばかり通っていると、せっかくのチャンスを逃してしまう事にもなりかねません。

他の地域の事は分かりませんが、九十九島のチヌの食性の変化は、もう始まっているようです。
秋が深まるにつれ、チヌの食性の変化に対応した釣り場の選択が重要になってくるでしょう。



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チヌの引きの強さ

チヌほど、魚体によって個性が強い魚がいるでしょうか?

メイタサイズでは分かりにくいのですが、大きくなると個性の強さが際立ちます。
45センチクラスくらいから、その傾向が強く見られ、同じ魚種かと思わされる事もあります。

これだけ個性の強い魚だけに、引きの強さも魚体によって大きく異なります。

どんな魚でもそうですが、引きの強い魚種となれば、尾びれの付け根が細く、尾びれ自体が大きくなります。

下の写真を見れば一目瞭然で、明らかに上のチヌのほうが引きが強い事になります。

引きの強さ・・.jpg

写真上部のチヌは沖磯で釣り上げた魚ですが、かなりスリムな魚体で尾びれがピンとしています。
クロ(メジナ)釣りの外道で掛かったのですが、良型のクロかと思わせる鋭い引きでビックリしたのを覚えています。

写真下部のチヌは地磯での釣果ですが、重いばかりで全然引きませんでした。
極端に顔だけが大きく、尾びれも小さいのが分かります。

ごくまれに、このような頭部だけが大きなチヌが釣れる事がありますが、どれもサイズの割りに引きが弱く、簡単に浮いてくる事が多いように思います。

頭部の大きさの対して体が極端に小さい理由としては、成長過程で、なんらかの原因があると思われます。
奇形や、エサ不足、などが関係しているかもしれません。
年齢としては、かなり長く生きているのかもしれませんが、体の成長が止まってしまい頭部だけが大きくなっているようです。
当然、健康な魚では無いので引きは弱くなります。

エサの豊富な場所にいる魚は、成長速度にかなり差があると思われます。
そんな場所に生息している魚は、魚体も美しく引きも強いでしょう。


もう一枚の写真は、もっと極端な例です。

引きの強さ.jpg

写真上部のチヌは、初夏に釣り上げた魚ですが、全体的に均整のとれた魚体で尾びれもピンとしています。
サイズの割りに、若魚ではないかと思います。

写真下部のチヌはノッコミ終盤の魚です。
丸々と太っており、腹は卵でパンパンの状態です。
魚体としては、美しいと思いますが、極端に尾びれが小さいのが分かります。

この2枚のうち、どちらが引きが強いか?
当然、上の魚です。
それも、かなり引きに違いがあります。

今でも覚えていますが、上のチヌの引きは恐ろしいものがありました。
竿を立てるのが、精一杯で「チヌの引きを楽しむ」余裕なんて無い状態でした。
スピードや重量感は、チヌの引きとは思えず、一瞬、恐怖心を感じたのを覚えています。

下のチヌは、重量感がある割りに、沖でポッカリと浮いてきて、さほど苦労はしませんでした。
まあ、これだけ腹パンの状態ですからね・・・
しかし、腹パンパンの状態でも、かなりの引きを見せてくれる魚もいます。
障害物が多い釣り場などでは、こんな腹パンの魚体でも瀬ズレなどでバラシてしまう事もあります。



一年を通してチヌ釣りをしていると、時期や魚体によって、ここまで引きが変わるものかと実感しています。
同じ50センチのチヌでも、時期や魚体によって、相当引きに違いがあると思われます。

いつも同じ仕掛けでばかり釣っていると、不意の大物に対応できなくなるものです。
以前の記事でも書いていますが、「釣り場にあったタックル設定」「自分の技量にあった選択」を知る必要があるのかもしれません。


釣り人ならば、誰でも大きなサイズを釣り上げたい!と思うのが当然ですが、できれば、ひれピンの美しい魚体で、タモの収めるまでは、ハラハラドキドキの連続のほうが、喜びも大きいのではないでしょうか?

重いばかりで、ポッカリと浮いてしまっては、喜びも薄れてしまいます。


ですが、そんな魚でも・・・
「釣ったもの勝ち!」「獲ったもの勝ち!」っていうのが、釣りでもありますが・・・^^;


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