九十九島釣り紀行

私が釣りに出会ったのは、小学校の低学年の頃だったと思います。
父親に連れられて、海釣りに行ったのが最初でした。
釣りといっても、竿も持たずウキと針だけの仕掛けを波止場から手で投げて釣っていたと記憶しています。
マキエも撒かないのに、そのウキの下に数多くの小魚が群がっており子供心にワクワクして見ていました。
当時の九十九島は今よりはるかに美しく、魚影の濃い釣り場ばかりだったと思います

自転車に竿を乗せ、友達と毎週のように近場の釣り場に通ってコッパグロ、ヒイラギ、アラカブ、ボラ、メイタ等を釣って遊んでいました。
防波堤に上げられた漁師網のニオイや、魚市場での独特のニオイを今でも忘れる事ができません。
実家が魚屋を営んでおり、夏休みには父親に連れられて魚市場に仕入れにいき、そこに並んでいる様々な魚を見て驚いておりました。
そのせいか、今でも海に釣りに行き、目を閉じて磯の香りを嗅ぐとその当時に少し戻った気分になります。
九十九島釣り紀行.jpg

私が幼い頃と比べると九十九島もずいぶん変わってしまいました。
昔は今では考えられない場所でも、500g〜800g位のクロが釣れていたように思います。
マキエなどあまり撒かなくても、それなりの釣果に恵まれていた時代でした。
最近では海の透明度も場所によっては、ずいぶん汚くなってしまった所が数多くあります。
渡船を使って行く磯は今でも綺麗な所が多くありますが、近場の波止や、漁港などは私が幼い頃の美しさは見る影も無い様な場所もあります。

五島列島、男女群島など、佐世保は目の前に素晴らしい釣り場が数多くありますが、最後は皆さん「九十九島」に帰ってこられるのではないかと思っています。
遠征の釣り場も素晴らしい所がたくさんありますが、私自身、九十九島を見て育ってきましたので、やはり、地元での釣りの素晴らしさを数多くの皆さんに伝えていきたいと思っています。
「釣りは鮒に始まり鮒に終わる。」言葉どおり、最終的には幼い頃の思い出の釣り場に皆さん戻っていかれるのではないでしょうか?
九十九島釣り紀行2.jpg

釣りという趣味は奥が深く、なかなか飽きない遊びですので、これから私が老人になっても釣りは続けていきたいと思っています。
大人になり、幼い頃に感動した自然の素晴らしさを忘れかけている自分に気づき、やはり釣りだけは止められないと思う今日この頃です。
これ以上、美しい九十九島が変わる事のないように願っています。

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