波止を制する者・・・

「波止を制する者は磯をも制する」これは妹塚壮輔さんの言葉です。(たぶん)
当時、石田順一さん、木山鐘吉さんと3人で近場の波止で50cmオーバーのチヌをバンバン仕留めておられました。
0号竿、1,5号の道糸、1号ハリスで50cmオーバーのチヌを数多く・・・
波止チヌ.jpg

それも、都会のビル群の中の、誰も竿を出さないような釣り場でデカバンを釣っておられ、かなりの衝撃を受けたものです。
水温が高い時期ならわかるのですが厳寒期の波止場で・・・
釣り人がズラッと並ぶような防波堤でも、皆さんに釣果が無いのにコンスタントに釣果を出しておられ、ビックリさせられる事ばかりでした。
当然、そんな釣り場でコンスタントな釣果を出せるのは実力があるからで、その証拠に99’マルキューゴールデンカップでは石田順一さん、木山鐘吉さんが1、2フィニッシュを飾られたと記憶しております。

波止チヌ3枚.jpg

私もそうですが、釣り人の価値観とは、釣りづらい状況での一枚や細仕掛けで取ることができた一枚が記憶に残る事が多いようです。
極端な話、男女群島で釣れた50センチのクロと九十九島で釣れた50センチのクロでは後者がはるかに価値があると思ってしまいます。
男女群島ともなれば、それ以上に大きいクロが釣れる為、皆さんそれなりのタックルで挑まれるはずです。
しかし、九十九島では釣れるクロのサイズが制限される為、かなり細い仕掛けで皆さん釣っておられます。
絶対数が少ないという事もあるのですが、より細い仕掛けで釣れた魚のほうが喜びや価値も大きいと思います。
釣れた魚に優劣をつけるなんてバカらしい事ですが、これもまた釣りの面白さの一つではないでしょうか。
あくまでも趣味で、それで生活をしているわけではないので・・・
釣りとは自分の狙った魚を釣り、それを他人に吹聴してまた楽しいものです。

以前にこんな事がありました。
渡船の常連さんが湾内のフカセ釣りで80センチ近い真鯛を釣っておられました。
チヌ狙いで竿を出されていたのですが、そのサイズにもビックリさせられましたが、タックルの内容を聞いて更に驚きました。
0.6号の竿にハリス1.5号で釣り上げておられました。
かなり年配の方で、釣り具メーカーのテスターでもトーナメンターでもありません。
普通のオジサンですよ(笑)
その日以来、私の中では、その常連さんを名人と思うようになりました。
私がそんな仕掛けで、そのサイズの真鯛を釣り上げる自信はナイですから・・・

チヌがこれだけの釣り人に愛されているのは、昔から身近な存在だった事もあると思います。
近場で大型が狙え、水温が高い時期には防波堤などでのファミリーフィッシングなどでも釣れる為、愛され続けているのかもしれません。
私自身もヘンなこだわりをもっており、できるだけ近場で釣りたいと思ってしまいます。
できれば、厳寒期の波止場で・・・
それもコンスタントに・・・

私の場合、磯を制したいとは思いませんが、波止場で釣れる釣り人にはなりたい!
その為にも釣り場の開拓が重要だと考えています。


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